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「変わらないこと」が安心感へ  ~ファミリーズおおもり園〈保育園〉

投稿日:2020-07-06 更新日:

変わることのない「繋がり」と、さらに深まった「信頼」の現場から

新型コロナウイルスの影響により、国からの自粛要請で小さな子どもがいる家庭でも大きな変化をもたらされました。目に見えない恐ろしさとともに、通園させることが出来なくなった人や、園を利用していた人など、環境や気持ちの変化を感じる状況にあったと思います。今回は、そのとき園はどのように対応していたのか、先生たちはどんなふうにして子どもたちや保護者と関わりをもっていたのかを〈保育園〉・〈幼稚園〉に取材しました。

 

 

認可保育園 ファミリーズおおもり園

名古屋市守山区にある認可保育園「ファミリーズおおもり園」。0~5歳の子どもたちの成長を見守るここは、開園して2年目と新しく、木の温もりを感じる施設。
お邪魔した日は系列園(ファミリーズ)の園長先生も勢ぞろいしており、月一回の打ち合わせ中でした。系列園は現在5園。大きな決まりはあるものの、それぞれの地域に則した対応をとっています。

 

 

そんなファミリーズおおもり園は保育園という立場上、自粛要請時でも働く保護者の為に開園していました。もちろん、会社や学校がお休みとなっていた頃はこちらへ通う乳幼児も7~8割減でしたが、その間も保育士たちは園の環境を整えるとともに、登園できない子どもたちも楽しめるように、ぬりえや先生方が出演の動画プレゼント(ファミリーズの子ども限定公開)、また保護者に向けては電話で心を通わせていたそうです。生後6ヵ月から子どもを預かる園だからこそ、今回の緊急事態でも安心して利用できるように、〈いつもと変わらない環境・心遣い〉を子どもと保護者に送っていました。なかには2か月近くもの長い休みとなった子どももいたのですが、動画のおかげで登園できる日を楽しみにし、再登園時もスムーズに園へ通えたそうです。

 

お話を伺っていく中、園長先生方が口を揃えて仰っていたのが、「今までとそれほど変わらない対応」という言葉。なんとこちらの園では、普段より布団やエプロンの用意から洗濯・消毒まで行なっていました。今回の出来事でより丁寧な手洗いや消毒、オゾン発生器の導入はあったようですが、園の基準が当初から高いからこそ「変わらない対応」となっていたように感じました。園長先生方は多くを述べられなかったのですが、休むことのない保育園という環境だからこそ、体調管理には留意して、この時期を乗り越えてきたと思われます。

 

 

現在は、人が集まる親子行事や保育参観などが出来ないため、今後はどのような形なら開催できるのか、どんな工夫でやれるものなのかを考えているとのこと。子どものことが大好きで、子どもと一緒に過ごすことに何よりの幸せを感じるからこそ、こちらに通わせている保護者目線にもしっかりと寄り添っているファミリーズ。そこには開園時より〈保護者が働きやすくなる保育園を目指している〉方針にあるのかも。保護者の負担を軽減し、安心して子どもを預けることができる園。それは働く保護者にとって何よりも得難い環境であり、そのフォローがあるからこそ、時間が少ない保護者でも親子時間をより充実させられるのかもしれません。

「自分に子どもができたらここに預けたい。」そう話していた先生の言葉は、働く人が求める全てを物語っているのかも。

 

最後に、ファミリーズおおもり園の阿部園長が「保育は密接があたりまえ。」と仰っていたのですが、肌とのふれあい以上に、大切な子どもを預かる者としての心の密接さを感じる言葉に深い愛を感じました。

 

 

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紅林満環子(知育ism副編集長)

紅林満環子(知育ism副編集長)

一男一女、一トイプードル、そして一夫(笑)。 年を重ねる毎に楽しさと学びも重ねていけるようにしたい私です。 2020年も笑顔で過ごせることに感謝し、日々を大切に味わっていきたいです。

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