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《子育てのカタチ vol.1》就園へ向けて~発達障がいがある息子とともに~

投稿日:2019-03-15 更新日:

10の家庭には、10通りの子育てがあります。
子どもが、親が、笑顔になれる時間があるなら…そこに間違いはありません。
ただあるのは、それぞれの環境や立場の「ちがい」のみ。
誰かと違っても、あなたと違っても、

その「ちがい」を認めることから、子育ての多様性が広がります。
~まずは、いろんな子育てのカタチを知ってみませんか?~

 

我が家には早産による超低出生体重児で生まれた息子がいます。
出生前から成長の遅さに加え、様々な身体的な異常がある可能性も告げられていました。言葉が少ない、表情が乏しい、集団での行動ができない...。

そんな息子の最初の試練は「就園」でした。

以前より声掛けを頂いていた保健所へ相談し、療育センターの発達相談を受けることを決意。
療育センターは予約が取りづらく、なんと初診まで半年待ち。

その間は療育センターの幼児教室へ通うことにしました。
そこには言葉の遅い子、手が出てしまう子、集団に入れない子など特性をもった子ども達が約 15 組。
通常の幼児教室と同じような内容でしたが、多くの不安を抱えたお母さんたちが安心して子どもを連れて行ける居心地よい場所でした。

日常の関わり方や就園に向けて親身に聞いて下さり、子どもの特性からどんな園が向いているかをアドバイスして頂けたので、統合保育を行ない、障がいを持った子どもも同じように保育してもらえる公立保育園に決めました。

療育センターの先生とも相談し加配をつけての就園です。
その間、「問診」「心理発達相談」「診察」の発達相談も受けました。

その結果、息子は「自閉症スペクトラム」と診断されました。
実際に診断名がついたとき、気持ちの整理に少し時間がかかったことを覚えています。
しかし、就園前に分かったことで保育園へ息子の特性をしっかり伝え、その後のやり取りもスムーズに。
私も安心して息子を送り出すことができました。

そんな息子も多くの友達と関わりながら成長し、今春からは小学生に。

今思うことは、あのとき相談できる場所があったこと。
そして、行けたこと。お母さんの「困ってる」は実は子どものSOS なのかも。そんな時は相談出来る場所へ行ってみてください。

~すべてのお母さんとお子さんが笑顔でいられますように...~

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相田彩香(知育ism編集長)

相田彩香(知育ism編集長)

息子一人、トイプードル2匹の母親。おひとり様カフェとジムで傾斜を上げたランニングマシーンで歩きながらの読書するコトが好き。現在は、あるプロジェクトを立ち上げようと、動き始めている。

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